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実験をする前に論文を書くとは?

by yoshimura1212 last modified 2007-08-19 09:55

石坂公成先生の教え

石坂公成先生の師匠のキャンベル先生は
論文は小説のように面白くなければならない
実験をする前に論文を書け

と言われたそうである。
その論文でコアとなるデータはひとつしかない。
コアがあればstoryが決まる。
storyが決まれば自ずとそろえなければいけないデータ、実験は決まる。
私が常々ともかくデータをまとめてみろ、と言っているのと同じ。

そろえないといけないデータを出す実験はバント実験。確実に最小施行回数で 決めなければいけない。バントすら決められないでは勝機を逃すのはホークスをみてたらよくわかる。王監督の心情も察するにあまりある。

ともかくも、常に論文を意識して実験をする。漫然とやるよりも目的意識も鮮明となり能率もあがる。

 

ではコアとなるデータは何か?どう判断するか。
(1)これまで疑問とされたことに答えている。あるいは答えに一歩近づいている。
あるいは
(2)これまで言われていたことと違う。
(1)は他より早く出さないといけない。当然。(2)は検証となる実験データを複数用意しなければならない。
(3)新規の物質、新規の遺伝子の機能がわかる。
意義付けが難しいし評価は発見した機能に依存するが比較的やりやすい。
(4)疾患との関係がわかる。
疾患の多さや重篤さによって評価はかわる。またどれほど分子機構に迫っ ているかでも異なる。