引っ越し完了
ようやく生医研3F旧免疫制御ラボを空にしました。
私が九大に赴任した時はゴミとがらくたとの格闘からスタートした。もちろんすべてががらくたというわけではく、退官された教授が残された機器が随分役にたったことは否定しない。ところが今回の引っ越しでは私が出て行ったあとには後任の教授ではなく別のすでにラボを持たれた先生が入るという。なのですべて空にして出て行ってくれというわけだ。一番楽なのは私が来た時のように後任の教授にがらくたと一緒に機器や実験台を残すことだったが、またしてもNaClも残っていない、という状況になってしまった(久留米を出るとき根こそぎ持って行ったのでそう言われた)。私はつくづく損な星のもとに生まれたのだろう。でも私的には相当すきっきりきれいになったと思う。いくつか新教授に残しておくように頼まれたものもあるが、結局何処に持っていけばいいのか最後まで指示してもらえなかったので相当捨てた。もったいないことだ。
本日最後に私自身ですべての部屋に掃除機をかけ電器を消してまわった。これ以上たとえ注文つけられてもう何もできない。それくらい何もかもなくなった。そんな部屋をみて赴任してきた時の情景が蘇った。当時は薄暗い汚れた部屋だった。電灯の反射板がくすんで暗かったのだ。それで毎日電灯の反射板を磨いた。壁のペンキを塗り替え、床にワックスをかけた。マウス部屋を改造して生化学実験室にした。実験台は全部自分の研究費で購入した。それはそのまま置いて行くことになった。こうして7年間世話になった生医研本館3Fに別れを告げた。
これまで3週間にわったって部屋の片付けと掃除をしてくれた最後に残った大学院生たちと、忙しいのに引っ越しの手伝いにかけつてくれた卒業生(たとえ飲み会だけであっても)、それに秘書の西さんに心からお礼をいいたい。彼らの協力なくしてはここまで完璧に引っ越しはできなかっただろう。学生やポスドクは全員春からの進路も決定した。大変だったがきっとこの経験が生きる時もくるだろう。少なくとも筋力トレーニングにはかなりなったに違いない。